2010年8月2日月曜日

脂質の消化吸収と骨粗鬆症

せっかくとっているカルシウムがきちんと吸収されるためには、脂質の消化も大切です。未消化の脂質はカルシウムとくっついてしまう性質があるので、脂質の消化がうまく出来ない場合、多くのカルシウムは体内に吸収されずに便と一緒に出てしまいます。

脂質の消化は主に十二指腸で行われます。肝臓で作られる胆汁により乳化され、すい臓から出る脂質分解酵素リパーゼによって分解されます。脂肪の消化不良は、胆汁が出にくくなっていることに原因がある場合が多いようです。

胆汁を流れやすくするには、ウコン、パセリ、テンサイ(特に葉の部分)が非常に効果的です。

脂質の乳化を手助けするものとして、レシチンをとることもよいでしょう。ただし、レシチンには胆汁の流れをよくする働きはありません。

胆汁の流れがよくなれば、胃酸の分泌もよくなるため、カルシウムが吸収される酸性の環境を作ることにもつながります。


Tumeric / FotoosVanRobin


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