塩が原因で高血圧になっている人は実際は非常に少ないんですよ。
私がここで言う塩とは、本物の海塩のことで、一般に食卓で使われている塩化ナトリウムではありません。日本の塩の歴史については、赤峰勝人さんの「ニンジンから宇宙へ」という本で知りました。是非読んでみて下さい。
基本的に、体内の塩分量は副腎から出るALDOSTERONEというホルモンによって制御されているため、塩分はとりすぎれば尿から出ますし、足りなければ体から出さないようにします。
ですから、副腎が機能している限り、塩分を少々摂り過ぎても高血圧になることは考えられません。
しかし、一般に家庭、レストラン、加工食品に使われている塩(塩化ナトリウム)は全く別物として考えなくてはいけません。本来の海塩であれば含まれているミネラルが欠如しているため、摂取すればするほど体内のミネラルバランスを保つのが困難になってきます。それはまるで精白された米や小麦を食べていることと同じようなことなのです。
高品質の海塩を使い始めると、塩化ナトリウムで調理されたものを食べた時にすぐに分かるようになります。喉が異常に乾きますし、体が敏感に反応し、何かがおかしいのが感じ取ることができると思います。
巷では、減塩を奨励していますが、塩化ナトリウムの消費量を少なくすることには私は大賛成です。しかし、海塩は自分が美味しいと感じるくらいに使用されることをおすすめします。
塩はなくてはならない栄養素であることを忘れてはいけません。酵素栄養学的な観点からは、特にタンパク質の吸収に深く関わりがあり、タンパク質不足に陥りやすい女性にとっては非常に重要な栄養素となります。
高血圧になる一番の理由のはカリウム不足、つまり野菜不足ですね。それから、良質の脂質、タンパク質も血管の質を保つために必要不可欠です。
一般に言われている、高脂肪、高タンパク、塩分のとりすぎといった理由は高血圧の理由ではありません。それよりも、穀物と砂糖を徹底的に控えれば、高血圧は瞬く間に改善するはずです。ただし、脂質、タンパク質の消化がうまくできない人はまずそこから改善していくひつようがありますが・・・
塩を恐れる必要はありません、ただ品質にこだわって下さい。海塩もピンキリで、汚い海でできたものは汚染されておりかえってよくありません。
ちなみに私達が使っているのは、CELTIC SEASALTというフランス産のものです。
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健康維持、生活習慣病予防の鍵となる酵素療法(エンザイムセラピー)を誤解を恐れずに紹介していきます。また健康を維持するための5大要素(食事、休養、運動、骨格のバランス、精神)についても、治療現場からの生の体験を通じレポートしていきます。www.enzymetherapy.jp www.izumiwellness.com
2012年12月23日日曜日
2012年12月10日月曜日
予防の大切さ
何に関しても同じことが言えると思いますが、健康に関しては特に予防が大切ですね。
体調が悪いと感じる前から、日ごろの行いを正しておけば大きな問題がおきることはまずありません。
しかし、多くの場合、特に男性、調子が悪くてもほったらかし、症状が辛くても薬でごまかし、耐えられないほどの痛みや、不快感になるまで待っているケースが多いと思います。
ある男性が長い間体調が悪いことに自覚がありながら、仕事が忙しいのを理由にまったく健康管理を怠っていました。胃腸の調子が非常に悪く、胃薬をあめをなめるかのように毎日何度も服用し症状のみを抑えてきました。とうとう耐えられないほどの痛みになったために、病院に駆け込み検査したところ、食道がんであると診断されました。
この瞬間、初めて事の重大さに本人が気づくわけですが、このまま病院に全てを任せば、当然西洋医学ですから、手術、放射線、抗がん剤のどれか、もしくはコンビネーションで治療が進められていきます。食道がんの場合、診断後の平均余命は5年。あなたならどうしますか?
まわりに代替医療を勧める人もいましたが、本人にしてみれば、全くなじみのないものですし、いったん病院に入ってしまえば、そこの医者からのプレッシャーで、ほとんどの場合、西洋医学以外の道を選ぶことはありません。
現代西洋医学のがん治療が手術、放射線、抗癌剤に固執している限りあまり希望が持てるようなものではありません。かと言って、がん治療に関しては代替医療が特別優っているかといえばそうでもありません。
ポイントは予防なんです。残念なことに予防をどのようにして行うかを熟知できている治療者は大変少なく。なかなか数が増える傾向にありません。その理由は、一般市民の予防に対する需要があまりにも少なすぎるからなんです。現代医療も多くの代替医療もやり方に違いはあっても、症状を消すことに必死になっています。結局は両方とも対処療法なんです。
今年の10月にアメリカの新聞やニュースで取り上げられた記事の中に、”定期的に健康診断を受けているグループと受けてないグループでは全く病気になる率や死亡率に違いがない”というものがありました。しかし健康診断が無意味なのではなく、健康診断で明らかになった異常値に対しての対応が間違っているからであるとわたしは考えています。たとえ薬でコレステロールや血糖値を下げたとしても根本的な解決にはなっていないのです。次の健康診断では数字上は健康に見えたとしても、基本的な生活習慣が変わらずして真の問題解決はありえません。
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体調が悪いと感じる前から、日ごろの行いを正しておけば大きな問題がおきることはまずありません。
しかし、多くの場合、特に男性、調子が悪くてもほったらかし、症状が辛くても薬でごまかし、耐えられないほどの痛みや、不快感になるまで待っているケースが多いと思います。
ある男性が長い間体調が悪いことに自覚がありながら、仕事が忙しいのを理由にまったく健康管理を怠っていました。胃腸の調子が非常に悪く、胃薬をあめをなめるかのように毎日何度も服用し症状のみを抑えてきました。とうとう耐えられないほどの痛みになったために、病院に駆け込み検査したところ、食道がんであると診断されました。
この瞬間、初めて事の重大さに本人が気づくわけですが、このまま病院に全てを任せば、当然西洋医学ですから、手術、放射線、抗がん剤のどれか、もしくはコンビネーションで治療が進められていきます。食道がんの場合、診断後の平均余命は5年。あなたならどうしますか?
まわりに代替医療を勧める人もいましたが、本人にしてみれば、全くなじみのないものですし、いったん病院に入ってしまえば、そこの医者からのプレッシャーで、ほとんどの場合、西洋医学以外の道を選ぶことはありません。
現代西洋医学のがん治療が手術、放射線、抗癌剤に固執している限りあまり希望が持てるようなものではありません。かと言って、がん治療に関しては代替医療が特別優っているかといえばそうでもありません。
ポイントは予防なんです。残念なことに予防をどのようにして行うかを熟知できている治療者は大変少なく。なかなか数が増える傾向にありません。その理由は、一般市民の予防に対する需要があまりにも少なすぎるからなんです。現代医療も多くの代替医療もやり方に違いはあっても、症状を消すことに必死になっています。結局は両方とも対処療法なんです。
今年の10月にアメリカの新聞やニュースで取り上げられた記事の中に、”定期的に健康診断を受けているグループと受けてないグループでは全く病気になる率や死亡率に違いがない”というものがありました。しかし健康診断が無意味なのではなく、健康診断で明らかになった異常値に対しての対応が間違っているからであるとわたしは考えています。たとえ薬でコレステロールや血糖値を下げたとしても根本的な解決にはなっていないのです。次の健康診断では数字上は健康に見えたとしても、基本的な生活習慣が変わらずして真の問題解決はありえません。
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