2013年7月22日月曜日

ホットフラッシュの原因と対処法

ホットフラッシュを解決する鍵は食事にあります。

ホットフラッシュなどの更年期障害を患う人の特徴は・・・

1.タンパク質不足、脂質不足

2.米、小麦製品、砂糖の摂りすぎ

消化器系の臓器が正常に働いてる場合は、以上の点を改善すれば数週間で症状は消えるはずです。

しかし、多くの場合は、ただ単に食事を変えるだけではよくなりません。
なぜなら、消化器系の臓器の機能低下により、食べたものから栄養が効率よく取り込めない状態にあるからです。

もともと、甘党で米や小麦製品を好むようになったのも臓器の弱さがあるためなのです。このことに関しては過去の記事を参照にしてください。

大半の女性はタンパク質と脂質の消化吸収が男性と比べると弱い傾向にあります。これは、胸焼けや消化不良などの症状あるなしは関係ありません。消化器系の症状がない場合でも、消化吸収力が低下していることは多々あります.。これらは、触診、ルーミス式尿検査(Loomis 24 hour urinalysis)で明らかになります。

ホットフラッシュを改善する上で特に大切なのは、タンパク質不足を解消することです。タンパク質不足はなかなか一般的な検査では見つけることが出来ません。逆に、それが理由で大半の女性が患う、このタイプの栄養不良が野放しになっているのです。血中のタンパク質の量は基本的に恒常性によって保たれているため、血液検査でタンパク質不足という結果がでるときは何らかの病気である場合が多く、西洋医学的な介入が必要となります。

血液検査で測れる栄養不良は病気に達した時のみであり、そこにいたるまでは、血中の栄養素を一定に保つことの方が最優先されるため、生命維持に直接関係しない微妙なホルモンバランスは犠牲になるのです。その結果がホットフラッシュであり、一般の検査では全く異常無しと診断されることがほとんどです。

エンザイムセラピーは一般の検査では見えない消化機能低下、栄養不良を見つけ出すことが出来ます。その結果に基づき、弱った臓器を強め、足りない栄養素を補えば、ホットフラッシュのような問題はほぼ100%よくなります。

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2013年7月8日月曜日

長く寝ると頭痛がする原因

いつもより長く寝ると頭痛がする人の特徴は、

  • コーヒーが好き
  • 甘党
  • パン、麺類、ご飯が好き
  • あぶら物、肉を避けている、もしくは食べると胃腸がもたれる。
  • 宵っ張り
  • 朝食を抜く
これらはすべて副腎疲労を持つ人の特徴と一緒です。

頭痛は血糖値と深い関わりがあります。副腎が疲労している場合、血糖値は非常に不安定で、一日中ローラーコースターのように上がり下がりしています。寝ている間は何も食べないため、長く寝れば寝るほど、血糖値は下がっていきます。(副腎が健康な場合は、睡眠中も比較的血糖値は安定しています)

血糖値が下がりすぎること、もしくは下がりすぎて交感神経が優位になってしまうことが原因で、寝すぎたときの頭痛は起きているようです。

いずれにせよ副腎疲労を改善すると、寝すぎで起こる頭痛は必ず起こらなくなります。

解決方法に関しては、過去の記事(血糖値を安定させる基本ルール)を参考にしてください。

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2013年7月2日火曜日

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群) 根本的な対処法

よる寝床に入ると体がむずむずして、なかなか寝れない、起き上がってストレッチをすると少し楽になるが、じっとするとまた症状が戻ってくる。脚の中が非常に不快なため、睡眠の妨げの大きな原因になっています。日本に少なくても、200万人ほどいるといわれています。 

一般的に原因は不明とされていますが、酵素栄養学的観点からしますと、レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあることは明らかです。

レストレスレッグスの症状を一般医療機関で相談すると、まずは以下のような基本的な生活習慣指導が行われます。
  • コーヒー、お酒を控える
  • 鉄分の多い食材を食べる
  • 規則正しい生活をする
  • 運動、ストレッチをする
このような生活習慣を改善することによって改善するケースもあれば、改善しないケースもあります。改善しない場合は、薬物治療を行うことになります。

レボドパ(ドパミンの前駆物質)
多くの場合、脱炭酸酵素阻害薬(カルビドパやベンセラジド)を併用することによって、末梢におけるレボドパからドパミンへの変換を抑制し、レボドパが脳内に効率よく届けられるようにします。

レボドパと脱炭酸酵素阻害薬は、使い始めた当初は効き目があるのですが、多くの場合、効きが徐々に悪くなります。また一部の人は、長期使用することによって逆に症状が悪化します。

副作用は、吐き気、頭痛、疲労感。血圧には基本的に影響がないとされていますが、立ち上がる時に血圧が下がる傾向があるため、めまい、脈が弱くなる、ストレスに対応できないなどの症状が報告されています。

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)はレボドパと脱炭酸酵素阻害薬の効き目が悪くなったあとに足される、より強い薬です。アメリカで一番使われているのはレキップやミラペックスです。

副作用は吐き気、食欲低下、幻覚、妄想、何かしている最中に突然眠ってしまう、昼間でも眠り込んでしまうといったことなど。

アメリカで問題になっているのは、レキップやミラペックスなどのドパミンアゴニストを服用することによって、賭博に熱中しすぎたり、異常な性欲が出たり、強迫性障害が出たりといった副作用が報告されており、この薬害をめぐって裁判も数多く起こされています。製薬会社側は基本的に非を認めているようです。

栄養的影響
カリウムの尿から出て行く量が増える傾向がレボドパドパミンアゴニストともにあります。(レボドパを脱炭酸酵素阻害薬と併用した場合はその傾向は減少する)

カリウムの減少によって、関節が硬くなったり、便秘、不整脈、頭がボーっとするなどの症状が出る可能性があります。

酵素セラピー/カイロプラクティック的アプローチ

先ほども述べましたが、
レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあります。

その中でも、レストレスレッグス症候群に関して一番重要な栄養素は
タンパク質カルシウムです。(一般的に鉄不足がレストレスレッグに関係があると言われていますが、タンパク質の消化、吸収を改善すれば鉄不足は自然に解消されます)。

しかし、ただ単にタンパク質とカルシウムを多く摂るようにしても、改善するケースと、改善しないケースがあります。改善しないケースの最大の理由は、胃腸の働きの低下により消化・吸収が十分に行えないからです。

その他、レストレスレッグス症候群を患うかたの多くが共有する特徴は・・・

  • 仙腸関節の歪み
  • 扁平足
  • 胃酸の分泌が不十分、胃薬(制酸薬)の多用(胃酸が十分に分泌できていない場合、タンパク質の消化吸収、カルシウムの吸収が適切に行えません。このことに関してはこの記事をどうぞ
  • ソファーに座ることが多い/車の運転が多い(膝の位置が股関節よりも高い位置で座ると仙腸関節への負担が増し、カルシウムの浪費を助長します)

以上述べたような問題を酵素セラピーとカイロプラクティックを用い改善することによって、薬の副作用無しに、ほとんどのレストレスレッグス症候群を解消することが可能です。

いかなる病気であったとしても、体内の栄養バランスは大切な鍵を握っています。食事療法の効き目に個人差があるのは消化・吸収の面を考慮していないからなのです。口から入れた栄養素が確実に体内で活かされているかどうかは胃腸の働きにかかっているのです。この点に着眼するのが酵素セラピーなのです。

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