肉や油っぽいものを食べた後何度もげっぷが出た・・・そんな経験はありませんか?一度や二度ぐらいのげっぷは問題ありませんが、何度も何度も出る場合、胆汁の流れが悪くなっているサインです。つまり消化力が低下していることを意味します。
私達の体は食べたものでできているわけですから、消化力の低下は、体を病気になりやす状態へ導きます。疲れが取れにくかったり、食後やたらと眠くなったり、睡眠の質が落ちていたり、肩、首、背中が腰が痛かったり、肌の調子が悪くなったり、抜け毛が多くなったり、下痢や便秘を繰り返したり・・・と考えられる症状を挙げれば切りがありませんが、とりあえず、げっぷがやたらと出るのは消化不良と考えて間違いありません。
胆汁は肝臓で作られ、その後、肝臓のすぐ下に位置する袋〔=胆のう〕に必要時まで貯蔵されます。脂質が胃から十二指腸に降りてきたのを察知すると、水鉄砲を撃つように、脂質に吹きかけ、脂質を細かくする“乳化”という作業を行います。こうすることで、脂質に対し消化酵素が働きやすい状態にします。要するに、胆汁は、脂質の消化の下準備をしてくれるというわけです。ですから、胆汁の流れが悪い人は、油の消化が上手に出来ません。
胆汁は、腸の中で変化して便を茶色にします。ですから、便の色が非常に薄い茶色であれば、胆汁があまり出ていないことが考えられます。
胆汁の出が悪くなるのは、胆汁が濃くどろどろになり、流れが悪くなっていることが原因です。この状態が更に進めば、胆汁が干からびて硬くなり、胆石を作ります。胆汁が逆流すれば、白目の部分が黄色くなるなどの、黄疸のような症状も出る場合があります。また、胆石が管をふさいでしまうと、すい臓から出る消化酵素の流れもせき止められ、膵炎の原因となることもあります。
胆汁は、腸の中で変化して便を茶色にします。ですから、便の色が非常に薄い茶色であれば、胆汁があまり出ていないことが考えられます。
胆汁の出が悪くなるのは、胆汁が濃くどろどろになり、流れが悪くなっていることが原因です。この状態が更に進めば、胆汁が干からびて硬くなり、胆石を作ります。胆汁が逆流すれば、白目の部分が黄色くなるなどの、黄疸のような症状も出る場合があります。また、胆石が管をふさいでしまうと、すい臓から出る消化酵素の流れもせき止められ、膵炎の原因となることもあります。
一般的に食後のげっぷや胸焼けのような症状が出る場合、胃腸薬(特に胃酸を止めるタイプのもの)を使用することによって一時的に症状を止めることがなされていますが、そのようなその場しのぎのやり方には大きな落とし穴があるのです。
胃酸を止める、もしくは中和することによって確かに症状を抑えることは出来ます。しかし、胃酸を止めることによって更に胆汁の流れを悪くすることにつながり、問題の悪化を招きます(胃酸を中和させたり、止めるタイプの薬に対する誤解や弊害に関しはこちらをどうぞ)。
もともとゲップが出るということは、胃腸の中でガスが発生し、それを出すための体の仕組みなのです。根本的な解決は消化力を強め、消化時にガスが発生しなくすれば良いのです。具体的にはよく噛むことと、麹菌由来の消化酵素で消化を促すことです。そうすれば徐々に胆汁の流れも回復に向かいます。胆汁の流れを助けるウコン、パセリ、テンサイ(特に葉の部分)なども大変有効です。
胆汁の流れを悪いままにしておけばやがて胆石が形成されていきます。下の写真は胆石です。胆のうを摘出する手術は今非常に簡単にできるようになりました。しかし、胆のうを取り除くことは、一時的な痛みからの回復は出来ても、根本的によくなったわけではありません。このような胆石が出来てしまった生活習慣を見直すことが一番重要なのです。
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Cálculos en mi vesícula / Koluso
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