ローフードの中にリヴィングフード(living food)という種類があります。リヴィングとは生きているという意味でのivingです。リヴィングフードの典型的な例は発芽させた豆や種類のことです。豆や種類は発芽させず生で食べることは勧められません。豆や種には酵素抑制物質が含まれています。適切ではない環境で、むやみに発芽しないための防御なのです。しかし、豆や種類は、水分と適切な温度があれば、酵素抑制作用が消え、発芽し始めます。このように、息を吹き返した状態(living)の豆や種は栄養素や酵素の量が何倍にも増えます。ですから、ローフードの中でも特にリヴィングフードは栄養価が高く大変吸収されやすい状態にあるのです。
肉の場合でも、春先の新芽をたくさん食べた牛の肉やミルクは特に栄養価が高いのも、リヴィングフードの恩恵といえます。
西洋医学ではよくならない生活習慣病を自然治療で治す施設がアメリカにはいくつもありますが、リヴィングフード(living food)中心の食事をすることが基本になっています。リヴィングフードを食べることにより、私たちの体に必要な栄養素が、臓器に負担をかけることなく取り入れることができます。その間に臓器、体全体が解毒、修復できる最善のチャンスが与えられることによって、多くの人は難病から克服することができるのです。
体を健康に保つ最大の秘訣は、消化、吸収、代謝、解毒、排泄をいかにスムーズにしてやるかが鍵なのです。
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