2010年8月18日水曜日

生活習慣病 責任の所在を明確にせよ

国民皆保険のぬるま湯に使っている日本人は、医療費は基本的に国もしくは保険会社が支払うのがあたりまえで、生活習慣病になったら”さあ、治してください”とまるで権利のように主張していると感じるのは私だけでしょうか?



誤解してはいけないのは、生活習慣病は本人(または子供であれば親)の健康管理が出来ていないからであって、他の誰の責任でもない。治すことができるのは本人しかいません。医者は、治癒への道を案内する、ガイドのようなものであって、決して患者の変わりに病気を治すことは出来ません。



体がおかしくなったら、病院で治してもらえる と考えていませんか?はっきり申し上げます、病院で生活習慣病は治りません。生活習慣病を治す薬など存在しないのです。この病気が治る唯一の方法は、生活習慣を改めることです。この事実をあいまいにし、目先の利益のみを追求する病院側は自分で自分の首を絞めているのがわからないのでしょうか?



”何でもまかせなさい、私たちの言うことを聞いていればいいのです”という態度の病院側と

”全てお任せします、どうか治してください”という患者側



このような関係が現在の医療崩壊を招いたのです。



このように、患者が病院に依存することで利益があるのは、製薬会社だけで、身を粉にして働く医者は無責任な患者から攻められ、大変気の毒な役回りだと思います。そして一番被害を被るのは、病気で苦しむ国民ではないでしょうか?



治療者と患者、両方の意識が変わる必要があります。



何よりも大切なのは、各自が自分の健康に責任を取ることです。



子供の頃から、生活習慣病に対する意識を高め、学校教育の中で、予防の大切さを教えるべきだと思います。

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