卵胞ホルモン優位状態に陥る原因として キセノエストロゲン (xenoestrogen)を説明する必要があります。キセノエストロゲンは環境中に存在する化学物質の中で、エストロゲンのような形をした化学物質で、エストロゲンとよく似た作用を起こして内分泌を撹乱する環境ホルモンです。人工ホルモン剤、プラスチック製品、PCB(ポリ 塩化 ビフェニール)汚染された大気、ダイオキシン、殺虫剤などは代表的なものです。
キセノエストロゲンは私たちの身の回りにいっぱいあります。
肉類
ホルモン剤が餌に混ざっています。成長ホルモンだけではなく、エストロゲンのような人工ホルモンも使われています。
有機栽培でない野菜や、果物
多量の殺虫剤が使用されています。
車からの排気ガス
避妊用ピル
生理不順や生理痛にも使われています。悪くなったホルモンバランスを化学物質で無理やり戻すと、一時的には症状がよくなりますが、根本的な問題は何も変わっていません。それどころか、体が薬に頼ることによって、自分の力でホルモンを調整することがなおさら出来なくなってしまい、さらに卵胞ホルモン優位状態に陥ってしまいます。長期薬物使用には必ず副作用があることも考慮しなくてはいけませんし、それらの薬物は尿に混じって最終的に河川、海に流れ出し、そこに住む魚達のホルモンバランスをも崩壊しています。
プレマリンなどの人工ホルモン剤
避妊用ピルと同じく、根本的な問題解決にはならない、血栓のリスク(29%上昇)、乳がんのリスクが上がる。
キセノエストロゲン以外の卵胞ホルモン優位状態にする原因には以下のようなものがあります。
肝機能の低下
肝臓でエストロゲンを分解できなくなります。
余談ですが、肝臓内でエストロゲンを分解するとき大量の活性酸素が出ます、また必要以上の性ホルモンは肝臓の解毒システムに負荷をかけるため、まかないきれない分は吹き出物のようにして出てきてしまうのです。十代のにきびや、生理前の吹き出物は、過剰ホルモン分泌が原因です。
精神的ストレス
肥満
食生活の乱れ
砂糖、カフェインの摂り過ぎ
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she's fat, not pregnant / gesika22
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