2012年7月9日月曜日

副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)4


副腎が弱っている人は、コーヒーなどのカフェインの入った飲み物に依存している場合が多いですね。コーヒーを飲まないと頭が痛くなるとか、眠たくなって集中できないというような症状は典型的といえるでしょう。

コーヒーが体にいいとか、悪いとか、いろんな雑誌やメディアが取り上げていますが、副腎が弱い人はカフェイン断ちをしない限り、副腎機能を回復することは非常に難しいでしょう。

妻が書いた副腎疲労症候群シリーズの続きです。


私達の体が必要とするエネルギーは、炭水化物、タンパク質、脂質、どれからでも作ることができますが、ただカロリーがあればいいというわけではなく、エネルギー代謝の過程ではたくさんのビタミンやミネラルが必要になります。副腎が血糖値を保つ際にたくさん消費されるのが、ビタミンB郡です。なので、副腎が疲れている人は特にビタミンB郡を必要としています。


ビタミンB郡は、穀物の糠(ぬか)の部分に多く含まれます。自然は、穀物をエネルギーとして使うために必要な栄養素をきちんと用意しているんですね(詳しくは一物全体食参照)。しかし、糠の部分を取り除き精白された穀物ばかり食べていると、ビタミンB郡がどんどん体から欠乏していきます。


だからと言って、普通のビタミンB剤を摂ることは私達はお勧めしていません。その辺で売られているビタミン剤の多くは、自然界に存在する完全な形のものでない場合が多く、かえって体内の栄養バランスを崩してしまうからです。ビタミンB剤やマルチビタミンではなく、食べ物全体を凝縮させただけのタイプのNutritional Yeastを摂ることをお勧めします。これはビーツを触媒にして作られた酵母で、自然な形のアミノ酸(タンパク質の元)や鉄分などのミネラルも含まれるスーパーフードです。私達のオフィスでお勧めしているのは、Lewis Labsというところが出しているBrewer's Yeast Flakesで、この辺ではWhole FoodsやMrs. Greenで買えます。他のブランドであれば、日本でもオンラインや健康食品店で手に入ります。日本で販売されているもので一番近いのはエビオス錠 です。


ひとつ忘れてはならないことは、サプリメントはあくまでも栄養補助をするもので、普段の不摂生をチャラにしてくれるものではないということです。基本は、普段から何でも丸ごと食べるようにすること。玄米や黒砂糖を使い、精白された穀物や白い砂糖は避けること。また、シリーズ①でお話したように、副腎に負担をかけるのは砂糖や白い穀物だけではないので、ストレスやタンパク質・脂質の消化などの面でも改善していくことが大切なのは言うまでもありません。結果である「副腎疲労」が同じでも、そこまでたどり着くまでの道のりはみんな違うので、その人の生活の中でなにが一番大きなファクターになっているかを突き止めることが鍵となります。

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