2012年7月6日金曜日

副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)3

副腎疲労症候群の続きです。


シリーズその②の記事で、甘いものや白い穀物などの炭水化物摂取が副腎疲労につながるという話をしました。副腎疲労は、どちらかというと男性よりも女性に多い問題です。確かに、甘いものが好きな女性、多いですよね。これは何故なのでしょうか?


それは、女性はタンパク質(豆、卵、魚、肉に多く含まれる)や脂質(油、バターなどに多く含まれる)を上手く消化できない人が多いことに関係します。タンパク質と脂質の消化には、胃酸の分泌と胆汁の流れが関係し、そこに問題がある人が多いのです。胃酸を作る過程ではタンパク質からとれる酸性ミネラルが必要となるので、消化が上手く出来ないがためにタンパク質が欠乏してしまうと、消化力が更に低下するという悪循環に陥ってしまいます。消化がうまくできない限り、いくらたくさん食べても体につきません。それだけでなく、未消化のタンパク質・脂質が免疫機能に負担をかけたり、リンパの流れを悪くしたりと、様々な他の問題も引き起こします。


本来であれば、長い時間ゆっくりと燃え、血糖値を激しく上下させないタンパク質や脂質を効率よくエネルギー源として使うことが副腎のためには望ましいのですが、これらの消化が上手にできない人は、体が炭水化物(穀物、野菜、果物)に頼りきってしまいます。炭水化物は、素早くエネルギーに変わってくれるものの、タンパク質や脂質ほど長続きしません。結果、副腎に負担をかけ、体が欲するままに甘いものやカフェインに頼る食生活を続けていると、どんどん副腎疲労が深刻化していくというわけです。


 このように、タンパク質・脂質の消化の部分に問題がある人が副腎の機能を回復させていくためには、単に甘いものやコーヒーを断つだけでなく、まず食べ物を消化する力を上げていかねばなりません。私達のオフィスでは、まずどこに問題があるのかを突き止め、それぞれに合った食事療法とエンザイムサプリメントと、背骨の矯正で体全体の機能を高め、食べ物を消化・吸収する力を上げていくというアプローチをとっています。副腎疲労は、子供の頃から持っている消化の問題が原因で長い時間をかけて作りあげられる問題なので、すぐに解決、とはなかなかいきませんが、必ず良くしてしていけます。私の副腎もここ5年でとても強くなりました!妊娠してからまたチャレンジになっていますが・・・(これについては後日詳しく書きます)。


アメリカの女性の9割はタンパク質不足だといいます。あれだけ食べているのに、です。食べれば身につく、というものではないのです。栄養素がきちんと消化・吸収・運搬・利用・排泄されて初めて、体はその食べ物を使うことができます。何をどれくらい食べているかを分析するだけでは、その人の体の栄養状態を知ることはできないのです。 

(写真はナッツでできたロー・ミートローフ)















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