2018年3月19日月曜日

糖質制限をすると水分を失う それだけ?

パン、御飯、パスタなどを控え、糖質制限をすると、最初の1週間で簡単に数キロ体重が落ちます。実はこの落ちた体重は脂肪が燃えたからではなく、体内の水分を失ったために起きた現象に過ぎないのです。肝臓や筋肉に貯蔵した糖質(グリコーゲン)は水分を引き付ける性質がありますから、糖質制限をして、貯蔵されたグリコーゲンを消耗すると、くっついていた水分が体から放出されるのです。
1グラムのグリコーゲンに対して3から4グラムの水分がくっついていますから、体内で貯蔵できるグリコーゲンの量が約500gほどですので、グリコーゲン500g+水分2000gとして、約2.5Kgの体重が減少することになります。
体の各臓器が健全に機能し、ホルモンのバランスが良い状態であれば、貯蔵された糖質が底をついた後、脂肪を燃焼することが出来るのですが、生活習慣の乱れから臓器機能が低下し、ホルモンバランスが乱れていると、脂肪を効果的に燃焼することはできません。
糖質制限をしても、脂肪燃焼が起きない場合は、1週間ほどで水分を失った分だけ体重が落ちて、その後はピタリと体重減少が止まります。また残念なことに、糖質制限をやめると、即座にグリコーゲンを肝臓や筋肉に貯蔵し始め、同時に水分もくっついてきますから、落ちた体重は数日で元に戻ってしまいます。

糖質制限で成功する人は健康な人だけ!

貯蔵された糖質が底をついた後、脂肪を燃焼するためには、体が健康であることが必須条件です。不健康な人がダイエットを行っても落とせる体重は、水分の重さだけです。本気で体重を落としたいなら、本気で体を健康な状態に戻さなくてはいけません。健康になるまでは思うように脂肪を燃焼し、体重を落とすことはできません。健康を取り戻すために必要な期間は、個人によって違います。その期間は体重はあまり変わらないものの、健康回復に取り組めば、朝の目覚めもよくなり、元気になります。また、髪の毛のツヤや肌の調子もよくなり、気分がかなり改善してくるはずです。体の準備ができた後は、脂肪燃焼が速やかに行えるようになり、理想の体型を取り戻すことが容易になります。
「痩せて健康になる」は非現実的で、痩せたとしてもすぐにリバウンドします。
唯一の正しい方法は
「健康になって、痩せる」なのです。

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2018年3月15日木曜日

間違ったダイエットの方程式?

間違ったダイエットの方程式?

一般的に考えられている肥満の原因はこの二つ
  • 運動不足
  • 食べすぎ
その結果、痩せようと思った時に、ほとんどの人が試みるのがこの二つ
  • 運動をすること
  • 食べる量を減らすこと
このやり方で最初は体重を落とすことができます。
しかし、運動も長くは続かず、食事も気が付いてみれば元の木阿弥なんてことはよくある話です。
そこでまた同じやり方で、ダイエットを試みるわけですが、2回目は1回目ほど簡単に体重が落ちないことに気づくと思います。これが3回目、4日目となると、さらに効果を感じられなくなってきます。
こうなってくると、これまで太る原因と思っていた
運動不足+過食=体重増加
すなわち
運動+カロリー制限=体重減少
という方程式は、もはや成り立たなくなってしまいます。

その理由は、食べすぎや運動不足が根本的な太る原因ではないからです!
太る本当の原因はあなたの体が不健康だからです。
太るということは、不健康である状態の時に起きる一症状にすぎないのです。
ですから痩せるため(痩せた状態を保つため)には、まず健康にならなくてはならないのです。特に健全なホルモンバランスを維持できる状態が最低条件となります。

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2014年9月12日金曜日

7の健康維持基本ルール

まず、大前提として


体は毎日食べるものから出来ている!


ということを申し上げておきます。あなたの体は過去5年から7年の間に食べたもので形成されています。

毎日食べている食事のなかに、あなたの体が必要としている栄養素が含まれていなければ、老化が加速し、色々な症状が出始め、やがて病気になることは避けがたい事実なのです。

しかし、ただ単に体が必要としている栄養素を食べれば全てが解決するというわけでもありません。食べたものは、消化・解毒臓器(胃、腸、すい臓、肝臓、胆嚢、腎臓など)で消化、吸収、代謝、解毒、運搬、排泄が正しく行われる必要があります。

たとえば、朝食で食べた卵焼きが、やがて、髪の毛、爪、肌、筋肉、臓器、ホルモンに変換されていくのです。当たり前といえばそうなのですが、普段私達は、食べた食事が、その後体内でどのように変化していくのか考えることはありません。体が自動的に行ってくれるわけです。しかし、この働きが常に100%の効率で行えるわけではありません。この効率が悪ければ悪いほど、加齢は早まり、病気を若年で発症してしまうのです。全ての人はやがて死ぬわけですが、この食べたものが各臓器の助けによって体の組織に変換されていくサイクルが健全であればあるほど、健康を維持することは容易になり、病気を患う可能性は限りなく低くなります。

以下の7つのルールを守ることによって、食べたものが確実に生かされるようになります。

健康維持の基本ルール 1

体が必要としている栄養素を毎日の食事から摂取すること。

健康維持の基本ルール 2

食べた物の確実に消化をする。

健康維持の基本ルール 3

腸内環境を整える

健康維持の基本ルール 4

腸の壁を健全に保つ

健康維持の基本ルール 5

肝臓の働きを助ける

健康維持の基本ルール 6

腎臓の働きを助ける

健康維持の基本ルール 7

リンパの流れを改善する

それぞれのルールは詳しい説明を要します。
これから少しずつブログ上で説明していく予定?です。




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2014年5月30日金曜日

あなたはグルテンを避ける必要があるかもしれない!!!

アメリカではグルテンに関する意識が過去10年ほどで急速に高まってきています。その原因はグルテンに対してアレルギー反応を起こす人が増えてきているからです。

巷のスーパーマーケットではグルテンを含まない食材の特別コーナーが設けられるようになり、グルテンフリー(グルテンを含まないと言う意味)と書かれた食品を頻繁に見かけるようになりました。

グルテンとはラテン語では“接着剤”と言う意味です。グルテン成分は麦類の植物の多くに含まれており、小麦に水を混ぜるとねばねばした感じになるのはグルテンによるものです。

どうしてグルテンにアレルギー反応を起こす人が増加しているのか?

理由はいくつか考えられています。

1.遺伝子組み換えの食品が増えているから。
2.抗生物質の多用などが原因で腸内細菌のバランスが崩れたり、甘いものの食べすぎからカンジダ菌が腸内で増得ている。また、加工食品の食べすぎや、生活習慣の乱れから、胃腸の炎症がおき、リーキーガットになっているから。
3.アメリカで作られている小麦のほとんどが交配技術により以前よりも多くのグルテンを含むから(小麦自体は遺伝子組み換えではありません)。ちなみに日本で消費されている小麦の80%はアメリカからの輸入です。
4.加工食品に小麦が多く使われているから。菓子類、ソース類やスープなど、ありとあらゆるものに、多様な用途で使われています。
5.遺伝子的理由から。

グルテンは小麦だけに含まれているのではありません。スペルト小麦、大麦、ライ麦などにも含まれています。また、グルテンは食品だけではなく、シャンプー、コンディショナー、化粧品、口紅、薬、サプリメント、切手や封筒の、のりの部分にも使用されていることがあります。

グルテンアレルギーの症状は必ずしも胃腸や消化器系のものとは限りません。頭痛、関節の痛み、頭のもやもや、などもグルテンアレルギーのよくある症状と言えるでしょう。

グルテンアレルギーがあるかどうかどうやって調べるのか?

グルテンにアレルギーがあるかどうかを調べる方法として、血液検査、唾液検査、検便などあります。CYREX(https://www.cyrexlabs.com/)というラボがあり。このラボが行うグルテンアレルギー検査が今現在存在する最も正確な検査方法とされています。しかし、いかなる検査よりも、グルテンを完全に生活の中から2ヶ月ほど排除し、その後もう一度グルテンを摂取した時にどのような症状が出るかを調べるのが、やはり一番確実で正確な手段です。

この除去食を試した方の多くは、体重が減り、肌の調子がよくなり、花粉症の症状なども改善される傾向があります。大半の人は、除去食後にもう一度グルテンを摂取しても、アレルギー反応を如実に感じることはありません。しかし、このようなケースでもグルテンに反応していないとは、決して断言できませんが、まだ今のところは、少量であれば小麦製品などを摂ることは問題はないのではないでしょうか。

たとえグルテンアレルギーではなくても小麦のような穀物を多く摂取することは、血糖値を不安定にさせ、多くの健康問題を引き起こす原因になります。

一方、約1割ほどの人は、除去食後グルテンを再摂取したときに、反応していることを明らかに感じます。症状としてはよくあるのは、体がむくむ、体中腫れあがる様な感じがする、肌の調子が悪くなる、集中力が低下する、関節が痛い、胸やけがする、頭痛がする、疲労感が出る、などなど。

グルテンに反応していることが判明したことは、彼らにとって除去食を行った大きな収穫であったと同時に、これからどのようにグルテンと付き合っていく必要があるのかという大きな問題提起がなされたことになります。現在の日本の状況では、グルテン、特に小麦製品を完全に避けることは、至難の業です。


グルテンアレルギーが判明した!ではこれからどうすればよいのか?

グルテンアレルギーは上記に述べた、諸症状だけではありません。現在グルテンに関する研究が世界的に行われるようになってきていますが、グルテンが及ぼす、体への影響は計り知れないものがあります。

今現在の研究リポートによれば、グルテンは自己免疫疾患に深い関係があることが理解されるようになりました。例えば、橋本病(日本女性の10人に1人は橋本病といわれています)は特にグルテンと深い関係があります。未消化のグルテンが腸壁を通り抜け(リーキーガットがある場合に起こります)体内に侵入した時に、体内では未消化のタンパク質(グルテンはタンパク質です)は異物とみなされ、自己免疫が攻撃し始めます。そのときに甲状腺の組織が同時に攻撃を受けてしまうことがあるのです。なぜなら、グルテンと甲状腺の組織が非常に似ているからです。

免疫機能が物質を判別する基準はアミノ酸の並び方だそうです。リュウマチ熱で心臓などのほかの部位が損傷するメカニズムと同じようなものと考えられています。

また、グルテンは小脳の組織とも似ているため、小脳がグルテンを摂取することによって攻撃を受けることもあり、その病気のことをアタキシア(日本語では失調)とよび、グルテンが原因になるえることはずいぶん前から理解されている事実です。
つまり、グルテンに反応している人が、気づかずに摂取し続けることは大変危険なことなのです。

グルテンと付き合っていく上で、重要な点

1.腸壁の状態を最善の状態に保つこと。リーキーガットを修復すること。(リーキーガットに関しては以前のブログを参照にしてください)
2.グルテン(タンパク質から出来ている)を完全に消化すること。グルテン消化にはDPP-IVという酵素が必要になりますが、グルテンアレルギーの人はこの酵素が体内でうまく製造されません。DPP-IVはいまサプリメントで摂取することが出来ます。しかし、DPP-IVをとっているからといって、パンやパスタを好きなだけ食べられるわけではありません、基本的に避けながら、やむを経ず、またはたまたま混入している程度であれば、この酵素で消化することが出来ます。私の患者様でも、この酵素に助けられている人は多くいます。
3.穀物全般(米、コーン、あわ、ひえ、大豆など)、乳製品を避けるようにする。これらの食材はグルテンと似た物質がふくまれているため、ここでもまた、免疫機能が勘違いしてしまう可能性があるのです。

まとめとして
グルテンに関する情報や意識はこれから日本でも必ず高まってきます。今、日本ではアメリカの食生活と変わらないほど小麦の消費量があります。周りを見渡しても、小麦が原材料の食品は数多くあります。うどん、パスタ、パン、ラーメン、ソーメン、焼きそば、天ぷらなどの揚げ物のころも、お好み焼き、ケーキ、クッキー、菓子パン。。。。挙げればきりがありません。

日本人よりも長く小麦を消費してきた、アメリカ人は日本人よりもいち早く、グルテンによる健康問題が発症し、今この問題をどのように解決していくか、模索中です。

残念なことに、アメリカのグルテンフリーの商品は必ずしも健康なものとはいえません。ただ単に、グルテンを含まないというだけで、他の穀物を多く含み、小麦のような味と食感を出すために、色々な添加物が足されています。日本が同じ間違いを繰り返さないことを願います。。


私が考える、本当の解決は、加工食品を摂取することをやめること、ストレスを軽減することです。また台所で費やす時間を増やし、素材から料理をすることをもう一度始めることではないでしょうか。そうすれば、胃腸も回復し、少々の小麦製品を食べても、びくともしない体にすることができるのではないでしょうか。

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2014年1月24日金曜日

アブラナ科の野菜とグルタチオン

ブロッコリやカリフラワーなどのアブラナ科の野菜は、肝臓でのグルタチオンの形成を促進します。グルタチオンは抗酸化物質のひとつで、肝臓での解毒プロセスの中で大切な役割をしています。グルタチオンの不足は、がん、自己免疫疾患、心臓病、肝臓病、腎臓病、アルツハイマー病などに深くかかわりがあるとされています。

グルタチオンは他の抗酸化物質(ビタミンCやEなど)が正しく体内で活用されるためにも、なくてはならないものです。

グルタチオンは体内で形成することが出来ますが、ジャンクフードだらけの食生活では十分にできません。十分なグルタチオンを形成するために、アブラナ科の野菜は重要な栄養源となります。

また、グルタチオンはれサイクルされますので、リサイクルが効率よく行われる必要があります。そのためにも、アブラナ科の野菜やMILK THISTLEなどが有効とされています。

逆に、肝臓に負担がかかるものは、すべて、グルタチオンの形成、リサイクルを妨げます。
つまり、薬、砂糖、小麦、粗悪な油、未消化の食べ物、血糖値のぶらつき、ストレスによるコーチゾルの過剰分泌。。。などなど。

グルタチオンは非常に不安定な物質なので、サプリメントの形で摂取することは難しく、今のところ有効な摂取方法は、点滴で入れるか、肌に塗るクリーム状のものを使うことが出来ます。

しかし、点滴は実用的ではありおませんし、クリームも一般にはまだまだ普及していません。

つまり、生活習慣を改めることが、唯一、有効な解決方法なのです。




2014年1月11日土曜日

ヴェジタリアン

かつてヴェジタリアンだった方が多く私のクリニックに来院されます。
ほぼ例外なく、彼らはタンパク質と脂質不足の症状に陥っています。

タンパク質、脂質が足りない症状とは・・・

冷え性
傷が治りにくい
関節炎
むくみ
貧血
生理痛
不妊
乾燥肌
体が硬い、特に寝起きや、しばらく座った後など
高血圧
抜け毛が多い
肩こり
腰痛
胃潰瘍
不眠症

ヴェジタリアンは最初の6ヶ月から1年ほどは調子がいいのですが、そのあとはだんだんとこれまでになかったような問題がでてきます。植物性のものから、十分なタンパク質をとることは不可能ではありませんが、難しいです。脂質に関しても、DHAやEPAは植物性のものには含まれていません。植物性のオメガ3からDHAとEPAは体内で形成できますが、効率が非常に悪く十分な量をとることは困難です。

ヴェジタリアンでなかったとしても、上記のような症状はありえるわけですが、その場合は、タンパク質、脂質を食べていても消化吸収が出来ていないということです。食物を口から入れれば後は自動的に消化吸収が行われるわけではありません。消化吸収はよく噛むことから始まり、消化にまつわる臓器(胃、腸、肝臓、すい臓など)をいたわり、健全な状態に保つことが重要なのです。臓器を健全に保つためには、動物性の食べ物のような、栄養が凝縮されたものを食べることは不可欠なのです。

しかし、いざ、動物性のものを食べようと思っても、消化器系の臓器にそれらを効率よく処理する能力が無い場合があります。特にヴェジタリアンを長期に渡って行っている方に多いのです。そのような場合は、エンザイムや、薬用ハーブを使用し、少しずつ、消化力を取り戻すことが不可欠になります。


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2014年1月10日金曜日

ブロス

ブロスとは動物の骨や野菜からとったスープのことです。われわれ日本人に馴染みがあるのは、いりこのだしや、かつおだし、鶏がらスープなどでしょう。これらは非常に栄養価が高く、特に体が弱っている状態から回復する時に極めて有効です。特に動物の骨(牛骨、豚骨、鶏がらなど)からとるブロスは、グリシン(アミノ酸のひとつ)が豊富に含まれており、胃腸の粘膜を強めます。過敏性胃腸炎、潰瘍性大腸炎などのケースにはブロスは欠かせません。

伝統的な日本食ではブロスは欠かせない食材でした。味噌汁をはじめ、ありとあらゆるスープやお吸い物のベースはブロスです。しかし、化学調味料によって手軽に同じ味が出せるようになったため、だしをとる習慣がなくなってきていることは、現代人が数多くの病に犯されている原因のひとつといっても過言ではありません。

我が家では、冬場は特に、一日中丸ごとの鶏や、牛や豚の骨を大きな鍋でことこと煮ています。
部屋の暖房にもなりますし、大切な栄養源となっています。


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2014年1月7日火曜日

腸内細菌のバランスは精神面に多大な影響を及ぼす。

友人のカイロプラクターがFaceBookに載せていたものです。


Early Gut Bacteria Regulate Happiness
June 12, 2012 — UCC scientists have shown that brain levels of serotonin, the 'happy hormone' are regulated by the amount of bacteria in the gut during early life. Their research is being published June 12 in the international psychiatry journal, Molecular Psychiatry.

つまり、幼少期に腸内細菌のバランスが悪いと、感情と深いかかわりのあるセロトニンを適切に分泌することができないということです。

体内の9割以上のセロトニンは腸内で形成されているわけですから、腸内の環境が悪ければセロトニンが上手く分泌できないのはわかりますが、幼少期の腸の状態が後のセロトニンバランスに影響を与えるとは知りませんでした。

うつ病患者が回復するためには、腸内細菌のバランスを整え、食事、消化、吸収の面に注目することは不可欠となります。これは、エンザイムセラピーを通じて、私が日々感じているところです。また、エンザイムセラピーは幼少の時から行うべきであり、いろいろな問題が発祥する前に行うことによって、真の価値が発揮できるのではないでしょうか。

2013年10月11日金曜日

コーチゾル、ホルモンバランスの鍵 2

前回に引き続き、コーチゾルの話をもう少し・・・

コーチゾルの分泌にはリズムがあり、基本的に朝は高く、それをピークにして、そこからは徐々に下降していきます。



夜はコーチゾルの分泌は低く、体はゆったりとし、体の修復が効率よく行える環境になります。そして、午前3時、4時くらいから、コーチゾルは上がり始め、朝起きる準備を始めます。午前の6時、7時、8時あたりが一番コーチゾルの分泌が活発で、頭が冴えていて、生産的に活動できる時間帯と言えるでしょう。

このリズムが正常であり、健康を保つ上では理想的な状態です。

しかし、現代人のコーチゾルの分泌リズムは、必ずしも理想的なものではありません。

昼間は、あまり元気がなくて、夜8時9時になると、頭が冴えてくるタイプの人は、コーチゾルリズムが逆転しており、夜の眠りが浅く、朝コーチゾルの分泌が悪いため朝が弱く、ホルモンバランスもよくありません。朝、コーヒーがないと目が覚めないタイプのひとは、この状態にあります。

夜にコーチゾルが高いと、体と頭が休むべき時間に、逆に元気になってしまい、睡眠が妨げられます。

結果、夜の間に、体の修復が十分に行われず、やがて体は正常な機能を失い始めます。

慢性的にコーチゾルリズムが乱れていると、特にダメージを被るのがコーチゾルを分泌する副腎なのです。

朝コーチゾルが低く、夜にコーチゾルが高くなる原因としては、

  • 日中コーヒーの飲みすぎ
  • エナジードリンクの飲みすぎ
  • 朝食を抜く
  • 夜コンピューターを長時間使う
  • 残業が多い、夜勤の仕事をしている
  • 精白された炭水化物の摂りすぎ
  • 砂糖の取りすぎ、など
リズムを取り戻す方法は、上記の原因を取り除くことと、副腎を強化することです。副腎に関しては8回シリーズで書いた過去の記事を読んでください。

コーチゾルのリズムが悪く、過剰分泌が続くと、やがてコーチゾルの分泌自体が十分に出来なくなります。そうなれば、大病にかかるのは時間の問題でしょう。


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2013年10月2日水曜日

コーチゾル、ホルモンバランスの鍵

コーチゾルとはストレスホルモンの一種で、コレステロールが原材料となって、副腎という臓器で分泌されます。

コーチゾルがあるからこそ、忙しいスケジュールや、緊急を要する事態から身を守ることが出来ます。なくてはならないホルモンなのです。

しかしながら、現代社会のなかで、私達の体はコーチゾルの慢性的な分泌を余儀なくされ、その結果ありとあらゆる健康問題を引き起こす原因となっています。

コレステロールがコーチゾルの原材料であると申しましたが、コレステロールが原材料のホルモンは他にもあり、代表的なものは、性ホルモンです。

性ホルモンのバランスが崩れることによって、多くの方、特に女性は、生理痛、イライラ、頭痛、体重増加、不妊などの健康問題を患っています。

実は性ホルモンのバランスと、コーチゾルは深いかかわりがあるのです。

コーチゾルはストレスに対応するために、なくてはならないホルモンであるため、コーチゾルの分泌が非常に忙しくなると、他のコレステロールを原材料とするホルモン(性ホルモン)の分泌が後回しになります。特に黄体ホルモン(性ホルモンの一種)の分泌が減少すると、月経にまつわる多くの問題が引き起こされます。

ストレスが多い生活がひと段落すると、コーチゾルの分泌が減り、他の性ホルモンをバランスよく分泌することが出来るようになります。

ホルモンバランスは精神的ストレスのみではなく、肝臓の働き、食事、運動量にも大きく関わっています。

食事や肝臓に関しては長い話になるので、またの機会にしますが、運動に関して一言。

運動のしすぎは、コーチゾルの分泌を促し、かえってホルモンバランスを崩す結果になります。適度な運動を、朝することをお勧めします。

ちなみに、ストレスが多い人で、コレステロールが高い人が多くおられますが、ストレスが多い時に、無理矢理、薬でコレステロールを下げればどうなると思いますか?この記事の内容を理解していただければ想像がつくと思います。




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2013年8月24日土曜日

消化 - 見逃されている根本的な問題

ある40代の男性が物を運ぶ作業中、ぎっくり腰のような感じで、腰が急に痛くなりました。その日は我慢をして、何とか仕事を終えました。次の朝、腰の痛みはひどくなっていて、朝から首を寝違えたような感じにもなっていました。痛みを我慢しながら、仕事に出かけていきましたが、午前中に首の痛みが耐え難いほど辛くなったため、早退をし、その日の午後に診療に来られました。

話をくわしく伺うと、胃腸の調子はいつも悪く、胸焼けがひどいため、病院で胃酸を押さえる薬を処方されて一ヶ月ほど飲んでいました。首を寝違えることはしょっちゅうで、腰の痛みは慢性的なものだそうです。

また、数週間前に虫に足を刺され、足がはれ上がってしまったため、病院に行ったところ、抗生物質を処方されて飲んでおられました。

胃腸の弱さ、胸焼け、慢性の腰痛、首の寝違え、虫刺されで足がはれ上がるなどの、一見、関係のない複数の問題のように見えますが、これらの問題は全て繋がっています。

慢性の胃腸の弱さは万病の根源です。食べたものがしっかりと消化、吸収されていなければ、新しい細胞や組織又は臓器を健全に保つことができません。胃腸の機能が落ちている状態が長く続けば、体が弱ってくるのは当たり前のことです。

胃腸の調子が悪く、胸焼けや胃痛がある場合、病院にいけば、間違いなく胃酸を抑制する薬が処方されます。

この行為は、もともと弱っている胃腸の働きを、さらに低下させることになります。
(このことに関しては、この記事を是非読んでください)。

症状的に、胸焼けや胃痛は一時的には改善されたかの様に見えますが、実際は消化機能低下という大変大きな代償を払っているのです。

胃酸を押さえてしまうことの弊害は挙げればきりがありませんが、この男性の場合は、正常な筋肉の働きに必要なもろもろのミネラルが、胃酸が欠落することによってまともに吸収されず、完全にバランスを失った状態なのです。(夜中に足がつることの原因のひとつです)。

抗生物質を乱用することも、腸内バクテリアのバランスを崩してしまいますので、更に消化、吸収の働きを低下させます。

慢性的に胃腸が悪く、体への栄養補給があまりよくないことが原因で、普段から腰痛や、頻繁に起こる寝違え、免疫力低下(今回、虫に刺されて腫れ上がったのもこれが原因と推測します)などが起きているのです。そこで更に、胃酸を押さえて、抗生物質を体に入れれば、更に体の調子がおかしくなることは当たり前です。

私達の体は、食べたもので出来ていますし。食べ物に含まれるエネルギーをつくり、痛んだところを修復し、常に新しい細胞を作り、老廃物を同時に排泄しています。この生命の営みの基本になるのが、食事です。

食べたものがいかに速やかに消化、吸収され、老廃物を体に溜めずに排泄できるかどうかが、健康維持に関して言えば、これより大切なことはないでしょう。

しかし残念なことに、現代医学では、病名を付けることと、症状を追いかけることに気をとられ、生命の営みの根本を見つめることを忘れているのです。


このケースから学べることは、胃腸機能低下が原因で起きている問題が、いかに見過ごされているかということ。また、個々の症状だけを見て、それに対する一時的な対症療法を繰り返すことは、まさに”木を見て森を見ず”ではないでしょうか。

このケースがどのようになっていくかは、今度また書きます。

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2013年8月18日日曜日

エナジードリンク

アメリカで有名なエナジードリンクにRed Bullというものがありますが、成分は日本で売られているもの(リゲイン、タフマン、リポビタンDなど)とほぼ同じです。

これらのドリンクの基本成分は、カフェイン、糖分、合成ビタミンB群、タウリン、イノシトール、高麗人参などです。

これらの成分は急激に血糖値を引き上げ、体を交感神経優位にし、無理矢理エネルギーを搾り出します。

このようなドリンクを飲み、徹夜をしたり、夜遅くまで仕事をする人がいます。
本来ならば疲れていて、休息を必要としている時に、体の要求を無視し、ごまかしの生活を長期的に続ければ、必ず体は本来の機能を失い、病気へと向かいます。

手っ取り早い解決方法には必ず落とし穴あり!!

エナジードリンクを飲むぐらいであれば、消化酵素とエビオス錠を飲むことを薦めます。これは即効性はありませんが、毎日飲むことによってエネルギーを作りやすい体にしてくれます。

これらの栄養補助食品には自然のビタミンB群が含まれており、エナジードリンクやアリナミン、チョコラBBなどのような合成ビタミンではありません。

合成ビタミンは石油や石炭から精製されたもので、食べ物ではありません。
補酵素や、捕因子を全く含まないため、短期間の間であれば効き目があるかもしれませんが、長期的には栄養バランスを大きく崩してしまい、その崩れたバランスを取り戻すのには時間がかかります。(長期的に飲んでいれば、まず効き目が悪くなってきます)。

一物全体食を食べるのが基本で、サプリを摂るのであれば少なくても合成ビタミンを使用していないものにする必要があります。

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2013年7月22日月曜日

ホットフラッシュの原因と対処法

ホットフラッシュを解決する鍵は食事にあります。

ホットフラッシュなどの更年期障害を患う人の特徴は・・・

1.タンパク質不足、脂質不足

2.米、小麦製品、砂糖の摂りすぎ

消化器系の臓器が正常に働いてる場合は、以上の点を改善すれば数週間で症状は消えるはずです。

しかし、多くの場合は、ただ単に食事を変えるだけではよくなりません。
なぜなら、消化器系の臓器の機能低下により、食べたものから栄養が効率よく取り込めない状態にあるからです。

もともと、甘党で米や小麦製品を好むようになったのも臓器の弱さがあるためなのです。このことに関しては過去の記事を参照にしてください。

大半の女性はタンパク質と脂質の消化吸収が男性と比べると弱い傾向にあります。これは、胸焼けや消化不良などの症状あるなしは関係ありません。消化器系の症状がない場合でも、消化吸収力が低下していることは多々あります.。これらは、触診、ルーミス式尿検査(Loomis 24 hour urinalysis)で明らかになります。

ホットフラッシュを改善する上で特に大切なのは、タンパク質不足を解消することです。タンパク質不足はなかなか一般的な検査では見つけることが出来ません。逆に、それが理由で大半の女性が患う、このタイプの栄養不良が野放しになっているのです。血中のタンパク質の量は基本的に恒常性によって保たれているため、血液検査でタンパク質不足という結果がでるときは何らかの病気である場合が多く、西洋医学的な介入が必要となります。

血液検査で測れる栄養不良は病気に達した時のみであり、そこにいたるまでは、血中の栄養素を一定に保つことの方が最優先されるため、生命維持に直接関係しない微妙なホルモンバランスは犠牲になるのです。その結果がホットフラッシュであり、一般の検査では全く異常無しと診断されることがほとんどです。

エンザイムセラピーは一般の検査では見えない消化機能低下、栄養不良を見つけ出すことが出来ます。その結果に基づき、弱った臓器を強め、足りない栄養素を補えば、ホットフラッシュのような問題はほぼ100%よくなります。

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2013年7月8日月曜日

長く寝ると頭痛がする原因

いつもより長く寝ると頭痛がする人の特徴は、

  • コーヒーが好き
  • 甘党
  • パン、麺類、ご飯が好き
  • あぶら物、肉を避けている、もしくは食べると胃腸がもたれる。
  • 宵っ張り
  • 朝食を抜く
これらはすべて副腎疲労を持つ人の特徴と一緒です。

頭痛は血糖値と深い関わりがあります。副腎が疲労している場合、血糖値は非常に不安定で、一日中ローラーコースターのように上がり下がりしています。寝ている間は何も食べないため、長く寝れば寝るほど、血糖値は下がっていきます。(副腎が健康な場合は、睡眠中も比較的血糖値は安定しています)

血糖値が下がりすぎること、もしくは下がりすぎて交感神経が優位になってしまうことが原因で、寝すぎたときの頭痛は起きているようです。

いずれにせよ副腎疲労を改善すると、寝すぎで起こる頭痛は必ず起こらなくなります。

解決方法に関しては、過去の記事(血糖値を安定させる基本ルール)を参考にしてください。

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2013年7月2日火曜日

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群) 根本的な対処法

よる寝床に入ると体がむずむずして、なかなか寝れない、起き上がってストレッチをすると少し楽になるが、じっとするとまた症状が戻ってくる。脚の中が非常に不快なため、睡眠の妨げの大きな原因になっています。日本に少なくても、200万人ほどいるといわれています。 

一般的に原因は不明とされていますが、酵素栄養学的観点からしますと、レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあることは明らかです。

レストレスレッグスの症状を一般医療機関で相談すると、まずは以下のような基本的な生活習慣指導が行われます。
  • コーヒー、お酒を控える
  • 鉄分の多い食材を食べる
  • 規則正しい生活をする
  • 運動、ストレッチをする
このような生活習慣を改善することによって改善するケースもあれば、改善しないケースもあります。改善しない場合は、薬物治療を行うことになります。

レボドパ(ドパミンの前駆物質)
多くの場合、脱炭酸酵素阻害薬(カルビドパやベンセラジド)を併用することによって、末梢におけるレボドパからドパミンへの変換を抑制し、レボドパが脳内に効率よく届けられるようにします。

レボドパと脱炭酸酵素阻害薬は、使い始めた当初は効き目があるのですが、多くの場合、効きが徐々に悪くなります。また一部の人は、長期使用することによって逆に症状が悪化します。

副作用は、吐き気、頭痛、疲労感。血圧には基本的に影響がないとされていますが、立ち上がる時に血圧が下がる傾向があるため、めまい、脈が弱くなる、ストレスに対応できないなどの症状が報告されています。

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)

ドパミンアゴニスト(ドパミン受容体刺激薬)はレボドパと脱炭酸酵素阻害薬の効き目が悪くなったあとに足される、より強い薬です。アメリカで一番使われているのはレキップやミラペックスです。

副作用は吐き気、食欲低下、幻覚、妄想、何かしている最中に突然眠ってしまう、昼間でも眠り込んでしまうといったことなど。

アメリカで問題になっているのは、レキップやミラペックスなどのドパミンアゴニストを服用することによって、賭博に熱中しすぎたり、異常な性欲が出たり、強迫性障害が出たりといった副作用が報告されており、この薬害をめぐって裁判も数多く起こされています。製薬会社側は基本的に非を認めているようです。

栄養的影響
カリウムの尿から出て行く量が増える傾向がレボドパ、ドパミンアゴニストともにあります。(レボドパを脱炭酸酵素阻害薬と併用した場合はその傾向は減少する)

カリウムの減少によって、関節が硬くなったり、便秘、不整脈、頭がボーっとするなどの症状が出る可能性があります。

酵素セラピー/カイロプラクティック的アプローチ

先ほども述べましたが、
レストレスレッグス症候群の根本的な原因は栄養バランスにあります。

その中でも、レストレスレッグス症候群に関して一番重要な栄養素は
タンパク質とカルシウムです。(一般的に鉄不足がレストレスレッグに関係があると言われていますが、タンパク質の消化、吸収を改善すれば鉄不足は自然に解消されます)。

しかし、ただ単にタンパク質とカルシウムを多く摂るようにしても、改善するケースと、改善しないケースがあります。改善しないケースの最大の理由は、胃腸の働きの低下により消化・吸収が十分に行えないからです。

その他、レストレスレッグス症候群を患うかたの多くが共有する特徴は・・・

  • 仙腸関節の歪み
  • 扁平足
  • 胃酸の分泌が不十分、胃薬(制酸薬)の多用(胃酸が十分に分泌できていない場合、タンパク質の消化吸収、カルシウムの吸収が適切に行えません。このことに関してはこの記事をどうぞ)
  • ソファーに座ることが多い/車の運転が多い(膝の位置が股関節よりも高い位置で座ると仙腸関節への負担が増し、カルシウムの浪費を助長します)

以上述べたような問題を酵素セラピーとカイロプラクティックを用い改善することによって、薬の副作用無しに、ほとんどのレストレスレッグス症候群を解消することが可能です。

いかなる病気であったとしても、体内の栄養バランスは大切な鍵を握っています。食事療法の効き目に個人差があるのは消化・吸収の面を考慮していないからなのです。口から入れた栄養素が確実に体内で活かされているかどうかは胃腸の働きにかかっているのです。この点に着眼するのが酵素セラピーなのです。

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2013年6月17日月曜日

カンジダ症、対処法

カンジダ・アルビカンという真菌の一種が増殖するのがカンジダ症です。

引き金になる要因は穀物、砂糖の過剰摂取、抗生物質の多用などです。

カンジダ症になりやすい人の特徴は

  • 甘いものが大好き
  • 便、尿に悪臭がある
  • お腹が痛くなることが多い
  • ガスがよくたまる
  • 食欲旺盛で、勢いに任せて食べ過ぎてしまう
  • 抗生物質の長期使用
  • 便秘、便か硬い


消化、吸収機能を検査すると多くの場合は、

  • スークロース(砂糖)を消化できない
  • 胆汁の流れが悪い
  • 脂質、タンパク質の消化吸収力の低下
  • 腸内環境が悪い(悪玉菌が多く善玉菌が少ない)
などの結果が出ます。

解決策
  • 砂糖、小麦粉製品(パン、麺類、お菓子類などなど)をへらす。
  • 野菜、肉、魚、良質の脂質を中心に食べる。
  • 食前にエンザイム〔消化酵素〕を摂り、消化吸収を促し、強める。


真菌は甘いものが大好きです。甘いものの食べ過ぎは、真菌の餌をふやし、増殖しやすい環境を作ってしてしまいます。カンジダ症になりやすい方は、先にも述べましたが、スークロースの消化が不完全なため、未消化のスークロースが腸内に残り、真菌の餌になってしまうのです。

砂糖(スークロース)を含む食べ物を避けることは大切ですが、もっと根本的な問題は、スークロースが適切に消化できるようになることなのです。

そもそも甘いものを食べ過ぎてしまうのは、消化力の低下が根本にあります。甘いものを食べ過ぎるのはよくないことは皆さんわかっていると思いますが、やめられないのは、意志の問題ではなく、体の状態の鏡写しなのです。

どうして甘いモノが無性に欲しくなるのか?説明していますのでこのリンクをどうぞ

体が必要な栄養素で満たされてくると、やたらと甘いものを欲しくなる事が少なくなるはずです。

酵素療法では、消化の助けになる消化酵素を飲むだけではなく、繊維分解酵素〔セルラーゼ〕を空腹時に飲むことで、真菌の細胞膜の分解を促し、増殖を抑えます。

また、カンジダ症を防ぐためには、体内の善玉細菌と真菌のバランスを整えることも重要です。抗生物質を乱用すると善玉細菌の数が減り、真菌の数が増えてしまいます。

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2013年6月10日月曜日

果糖ブドウ糖液糖を避けろ

砂糖の過剰摂取がよくないことはご存知だとは思いますが、最近の加工食品やジュース類の甘味料は、もはや砂糖ではありません。

いま、一番使われているのはとうもろこしから作られるハイフルクトース コーンシロップ(HFCS)です。日本語での表示では果糖ブドウ糖液糖となっています。とうもろこしが原材料と聞くと自然食のようなひびきがありますが、実際は一種の加工食品で健康に対する弊害は計り知れないものがあります。

このタイプの甘味料は砂糖よりも安価で甘さも20倍ほどあります。よって、清涼飲料水製造業者にとってはコストが安く済むわけですが・・・・

HFCSは吸収されるスピードが速く、インスリンの過剰分泌を起こさせます。つまり、肥満、糖尿病を招くことにつながります。また脂肪肝の大きな原因のひとつでもあります。

吸収される過程で、エネルギーを余分に消費するため、慢性疲労の原因ともなります。

さらに、HFCSは腸の壁を痛め、傷ついた腸壁の間から未消化のタンパク質や腸内の有害バクテリアが体内に侵入しはじめます。これは、俗にリーキーガットと呼ばれアレルギー、自己免疫疾患、体全体の炎症(線維筋痛症)などの原因となっています。

痛風がある人はHFCSを避けることによって、尿酸値のコントロールが非常に楽になります。

HFCSの使用はは清涼飲料水だけではありません、ケチャップやとんかつソースなど数多くのソース類、加工食品に含まれています。




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2013年5月28日火曜日

意外と多いビタミンB12不足



ビタミンB12が体に十分供給されていない場合以下のような症状があります。

  • 加齢の加速
  • 頭の中に霧がかかったようになる
  • 心臓病
  • 子供の学習障害
  • 免疫不全
  • 不妊
  • 貧血(悪性貧血)
  • 多発性硬化症のような神経の問題
ビタミンB12 の供給源である動物性の食べ物を全く食べない場合(ベジタリアンなど)ビタミンB12が足りなくなることがおおいですね。(ベジタリアンでも、腸内環境がすこぶるよければ腸内の微生物がB12を作ってくれるという説もありますが・・・・)

あと、胃酸を止めるタイプの胃薬を慢性的に飲んでいる人はビタミンB12の不足が考えられます。
なぜなら、胃酸はB 12の吸収になくてはならないものだからです。(胃薬の弊害に関してはこの記事をどうぞ)。

一般の血液検査では正常と出ていても、ビタミンB12の不足がおきていることは多々あります。血中のB12を量るだけではなく、methylmalonic acid (MMA) や holotranscobalamin II (holo-TC)の値を見ることによって、より正確な診断をすることができます。

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2013年5月27日月曜日

紫外線がしみ、そばかすの原因ではない!

アメリカの街中で日本人の女性を見つけるのはとても簡単なんです。なぜなら、日焼けをしないために、真夏に長い手袋をしたり、大きなひさしの帽子をかぶったり、日傘をさしたり・・・・

紫外線を浴びることによってしみ、そばかすが増えてしまう、または皮膚がんなどのリスクが上がってしまうといった理由で日光を避けるわけですが・・・

しみ、そばかす、皮膚がんなどは確かに、紫外線を大量に浴びることによって誘引されますが、それは食生活が乱れ、肌を守るために十分な栄養が体に供給されていない場合のみなのです。

十分な野菜、良質のタンパク質、脂質を摂取していれば、しみ、そばかす、皮膚がんなどができることはまずありません。

以前皮膚がんを頻繁に患っていた人が、食事を改善することによって、パタッと皮膚がんにならなくなるケースは多々見てきましたし、食事の改善によって、しみそばかすなどができにくい肌に変わっていきます。

かえって、日光を避けることは、慢性的なビタミンD不足を引き起こし(日光が肌に当たることによってビタミンDが形成されます)、免疫力低下を招きます。

最新のリサーチによれば、ビタミンD不足とがん(皮膚がんだけではなく、ありとあらゆるタイプのがん)は深い関係があり、十分なビタミンDの値を保つことによって、がんのリスクを約4分の1に下げることができるそうです。

理想的なビタミンDの値は (血液検査で25 hydroxy vitamin Dの値を調べてください)最低でも50 ng/ml. あるとよいでしょう。

ビタミンDは日光浴が一番効果的です。ですが、冬は十分に日光を浴びることができませんので、ビタミンDを食事から摂ることが不可欠になります。(冬に風邪がはやるのはビタミンD不足と密接に関係しています)

私が一番勧めるビタミンD源はたらの肝油です。また、ビタミンD3サプリも利用するとよいでしょう。


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2013年5月21日火曜日

事前消化


事前消化って何?

Cow
牛や山羊などが複数の胃を持っているのをご存知ですか?これらの動物の一つ目の胃では、消化酵素や胃酸は全く分泌されません。草をよく噛むことにより、草に含まれるエンザイムが解き放たれ、そのエンザイムによる草自体の消化が一つ目の胃の中で行われます。これを事前消化と呼びます。しっかりと事前消化をした後で2つ目、3つ目の胃に送り込むことで、消化に費やすエネルギーや栄養素の浪費を防いでいるというわけです。
人間には胃袋は一つしかありませんが、実は事前消化は人間の体の中でも行なわれています。人間の体は、口から入った食べ物が胃に送られてから、若い方で30分、年配の方であれば45分間は胃酸を分泌しません。この時間は、食べ物に含まれるフードエンザイムによる事前消化のための、牛や山羊などの一つ目の胃と同じ働きをしているのです。本格的な消化は、事前消化で食べ物がある程度分解された後に始まります。
事前消化が適切に行われるためには、①よく噛むこと、そして②食べ物の中にフードエンザイムが含まれていること、の2つが必要となります。
事前消化の時点で、炭水化物の6割、タンパク質の3割、脂質の1割は分解することが可能です。事前消化がしっかりと行われていれば、体は足りない分だけの消化酵素を作れば良く、小腸、肝臓、すい臓などの消化臓器にかかる負担を大幅に軽減することができます。これが本来行われるべきである、一番自然な消化の流れです。
しかし、現代人の食事には、フードエンザイムが著しく欠けています。事前消化はほとんど行われないため、大半の食事は未消化のまま小腸に送られ手しまい、すべての消化を胃、小腸、すい臓に押し付けているのです。消化、吸収、排泄を行うために体は多大なエネルギーと栄養素を消費します。食後、仕事の能率が落ちたり、眠たくなるのはこのためです。
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