2012年6月25日月曜日

なぜ脚がむくむのか?

内科検診を受けても、何も異常(心不全、腎不全など)が見つからない場合は、消化力の低下が脚のむくみの原因となっていることが多いようです。特に、タンパク質の消化、吸収力が低下しています。当然、運動不足はよくありませんし、デスクワークなどで長時間動かずにいることも決して体にいいことではありません、しかし、長時間座っていてもむくまない人はむくみません。タンパク質の消化吸収がその違いの原因です。血中のタンパク質は、水分に対し磁石のような役目をしています。ですから、血中のタンパク質が少なくなると、水分が血管から染み出てしまうのです。タンパク質は食べている量よりも、どれだけきちんと消化、吸収できているかが重要です。平均サイズの日本人の女性であれば(運動量にもよりますが・・)一日40gほどのタンパク質を摂取すれば十分でしょう。タンパク質の消化、吸収を良くするためには、よく噛み、麹菌由来のエンザイム(酵素を)食前に摂ることをお勧めします。特に胃酸を抑える胃腸薬を飲んでいる人は、タンパク質の消化が非常に悪くなっています。そのような場合は、まず暴飲暴食をやめ、よく噛み、胃、腸、食道の粘膜を修復する必要があります。女性にむくむ人が多いのは、女性の方がタンパク質の消化がうまく出来ない傾向にあるからです。酵素療法を通じて私が感じるのは、典型的な、女性の健康問題(ホルモンバランス、肌あれ、乾燥肌、髪の毛、冷え性、肩こりなど)はタンパク質と脂質の消化、吸収に深いかかわりがあることです。



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