糖代謝が低下し、将来的に糖尿病(2型)になるリスクが高くなっている人を糖尿病予備軍と呼びます。糖尿病になりやすくなる生活習慣は色々ありますが、今回はコーヒー、緑茶、紅茶、炭酸飲料などに含まれる、カフェインについて書きます。
カフェインの血糖値に対する影響についての研究によれば、カフェインは血液を通じ脳に行き、血圧を上げ、ストレスホルモン(コーチゾル)を分泌します。このホルモンは交感神経を優位にする働きがあります。つまり体を緊張状態にし、即座に使えるエネルギーを確保するために、インシュリンの働きを低下させ、血糖値を上げる作用があります。
毎日コーヒーやお茶を3杯以上飲む人は、慢性的にインシュリンの働きが鈍くなります。結果、糖尿病になるリスクも上がってしまうのです。
更にカフェイン飲料の飲みすぎは、副腎に負担をかけます。疲れやすい人、朝が弱い人などはコーヒーによって目が覚めたり、一時的に元気が回復したりしますが、このような生活習慣は副腎を痛めつけるため、慢性疲労の原因になります。
コーヒーや緑茶には体によい成分が・・・などという話もありますが、何事もほどほどに。
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