2013年3月22日金曜日

美しい肌を作るための栄養素、その3 ビタミンC


ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンが体内で造られるときに無くてはならない栄養素です。ビタミンCが重度に欠乏すると壊血病という病気になりますが、壊血病の初期症状の一つは、肌が非常にドライになることです。また、歯茎からの出血や、疲労感、傷がなかなか治らない、すぐに風邪を引いてしまったり、といった事なども典型的な症状ですが・・・・そのような症状を訴える人は周りにたくさんいますよね!そのような方はビタミンC不足をまず疑ってみてください。
ビタミンCを十分に摂取することによって、肌の健康が改善されるという結果を出したリサーチはたくさんあります。特に、しわの予防、紫外線からの保護、保湿効果などが期待できます。
現代日本において、壊血病に至るほどの重度のビタミンC欠乏に陥ることはあまり無いようですが、慢性的に必要量を大きく下回っているケースは多々あるように感じます。とくに、新鮮な野菜や果物を日ごろから摂取していない人はその傾向があるように思われます。

ビタミンCを多く含む食材は

  • 緑黄色野菜
  • 柑橘系の果物
  • バジル、パセリ、パクチーなどのハーブ
  • ジャガイモ(以外ですが・・・)
ビタミンCは熱に弱いため、手早く炒めるか、生で食べることが栄養素を最大限に利用するコツです。

ここで、人工ビタミンと自然な食べ物に含まれるナチュラルビタミンの違いについて、少し話しておきましょう。

厚生労働省でビタミンCはアスコルビン酸のことであると規定されています。

通常、サプリメントに入っているアスコルビン酸は野菜や果物から抽出したものではなく、工場で生産された化学物質が使われています。しかし、化学物質の極度に純粋なアスコルビン酸と新鮮な生の野菜や果物に含まれる自然なビタミンCでは多きな違いがあります。自然なビタミンCにはアスコルビン酸以外にP, J, K factors, tyrosinase, bioflavinoid complexes などが含まれています。アスコルビン酸は枠のようなものなのです。ですから、アスコルビン酸しか含まないビタミンCはまるで空っぽの箱のよな物なのです。

下の図を見ていただければよくわかると思いますが、人工ビタミンと自然のビタミンでは大きな違いがあります。

実際、ビタミンCの欠乏症で起こる壊血病は人工ビタミンCでは治療することができません。

人工ビタミンが使われているのはビタミンCだけではありません、一般に販売されているサプリメントの多くは、人工ビタミンです。そのようなサプリメントで本来食事から摂れる栄養素をまかなうことはできません。





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