コレステロールが体にとって不可欠な物質であることは言うまでもありません。コレステロールを下げることによって心筋梗塞が防げるなどというナンセンスにわれわれは早く気付く必要があります。コレステロールは危険因子であり原因ではありません。
先進国では1900年代に心臓病の数は年々増え続けましたが、それと同時に車の台数やテレビの数も同じように増えていきました。これらのグラフを重ねてみれば、心臓病と車やテレビは関係があるように見えます。確かに車にのったり、家でテレビを見るような生活様式は運動不足を招き肥満を引き起こす原因にもなります。よって、心臓にも負担がかかるという理由付けはできなくはありません。しかし、車やテレビが心筋梗塞を引き起こす原因であるとは誰も認めませんよね。コレステロールと心筋梗塞も同じような関係にあります。
乱れた生活習慣やストレスの多い環境でコレステロールが上がるのはその状況に体が適応しようとしている結果なのです。体を取り巻く環境が変われば、不必要に上がってしまったコレステロールは自然に下がります。
コレステロールを薬で無理やり下げることは本当の解決とは程遠いことなのです。木を見て森を見ずとはこのことではないでしょうか。
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