彼は親からの仕送りと、アルバイトのお金で毎日生活しています。毎月必ず払わなくてはいけない出費には、家賃、光熱費、食費などがあります。それ以外にも飲みに行ったり、遊びに行ったり、新しい服を買ったりするためにもお金は必要です。
しかし、ものごとには優先順位があり、家賃や光熱費は必ず払わなくてはいけませんが、飲みに行くことや、服を買うことは我慢したとしても、基本的に生活に影響はありません。
体の仕組みも同様で、まず栄養素を与えなくてはいけない部分があります。その中でも最も大切なのは脳、肝臓、腎臓などで、これらの臓器なしでは一日たりとも生きることはできません。
一方で、髪の毛、肌、関節, 爪、歯、筋肉、などは体内での優先順位が低く、体に十分な栄養が行き渡らない時にまず最初にしわ寄せが来るのがこれらの部位ということになります。
栄養不足が長期的に続くと髪の毛、肌、関節, 爪、筋肉、などは栄養がもらえないだけではなく、それらの組織を壊して、そこからとれる栄養素(糖、タンパク質など)を、脳、肝臓、腎臓などに提供します。
なんとか生命維持は可能となりますが、色々なところにしわ寄せが来た状態の時、体にはありとあらゆる症状が現れてきます。
典型的な症状は、
- 疲れやすい
- 肌にハリがない、肌荒れ
- 睡眠が浅い、夜何度も起きる。
- 髪の毛が薄くなる、抜け毛が多い
- 関節、腰、首が痛い
- 慢性の肩こり
- 頭痛
- イライラ、やる気減退、鬱
- 生理痛がひどい
- 甘いモノ、チョコレート、お酒ををやたらと欲する
- アレルギーが年々ひどくなっている
- 頻繁に風邪をひく
- ダイエットをしても痩せない
- 慢性の便秘、もしくは軟便
これらの症状は、一般の病院で行う健康診断では全く測れないものばかりなのです。ここにあげた全ての症状を持っていても、健康診断では全く異常なしと出ることがほとんどなのです。
この状態を見過ごし、根本的な原因を改善しなければ、やがて問題は、生命維持に直接関与する臓器に達します。その時初めて、検査に引っかかり、これを医者は病気と呼ぶのです。
問題はずっと昔に始まっていたのです、今現代人が患う生活習慣病はこのようにして何年もかけて造られていくのです。
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