2013年2月23日土曜日

リーキーガット1


2000年以上も前に医学の父と称されるヒポクラテスは

”すべての病気は胃腸から始まる(All disease begins in the gut)”といったそうです。

彼が述べたこの言葉がどれほど的を得ていたかが、最近になってようやく理解されつつあります。

腸の壁はまるで絹の糸で織られた布のようにとても目が細かく、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などの侵入を防いでいます。しかし、乱れた食生活、消化力の低下、不安定な血糖値などの理由で、慢性的な腸壁の炎症が引き起こされ、腸壁が毛糸の編み物のように目が荒くなり、体内に入るべきでないものが侵入し始めます。


このような状態のことを、リーキーガットと呼びます。(リーキーとは漏れているという意味、ガットとは腸のことです)。

腸壁の働きを例えて言えば、空港のセキュリティゲートのようなものです。安全に搭乗者が飛行機に乗れるように、セキュリティを通過する際に航空券以外にも、本人確認や、所持品検査などを行います。しかし、もしも、セキュリティの職員が居眠りをしていたり、ゲートが開いていたらどうでしょう、テロやハイジャックがいつ起きても不思議ではありません。

多少の異物が侵入することは腸壁が正常な状態であったとしても起こります。

その時のために備え、腸壁の周りには多くの白血球が常に待機しています。体の中にあるべきではないものが侵入すると免疫システムが作動し、バクテリア、未消化の食べ物、有害物質などを攻撃し始めます。しかし、リーキガットの状態では異物侵入の数があまりにも多すぎて、白血球がその処理に明け暮れてしまい、結果的に体全体の免疫力を下げることになってしまいます。

リーキーガットが及ぼす健康に対する影響は計り知れません。肥満、糖尿病、心臓病、癌、自閉症スペクトラム疾患、うつ病、慢性疲労・・・など、挙げればきりがありません。

長期に渡りリーキーガットを放置することによって、やがて白血球が誤作動をし始め、攻撃するべきでないものまでも攻撃するようになります(免疫システムの過剰/異常反応)。最近のリサーチでも、リーキーガットによって食物アレルギー、リウマチや橋本病といった自己免疫疾患などが引き起こされることが明らかになってきています。

体にとってのセキュリティゲートである腸壁がリーキガットになっているということは免疫システムにとっては多きな負担になります。もしあなたの腸壁がそうなのであれば、リーキーガットを修復することは健康を回復、維持する上でまず初めに取り組むべき課題といえるでしょう。

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