2012年8月4日土曜日

生活習慣病 雑感



コーヒーや紅茶のカフェインに依存している人が多いですね。一日5-6杯飲まないと、朝目が覚めない、頭痛が出るとか、日中眠たいとか、体がだるいなどの症状があります。 完全なカフェイン中毒ですね。 このような状態が何年ぐらい続いていますかと質問すると、10年、15年といった答えが帰ってきます。それを聞いて、体が気の毒、と思うと同時に、なんて体は強く出来ているんだろうと感心します。

元々、私のところに来られる理由はカフェイン断ちをしたいとか、朝の目覚めが悪いなどといったことではなく、首が回らないとか、腰がいたいといった他の理由で来られます。

朝の目覚めが悪いとか、日中眠たくなるとか、集中力が続かないなどといったことは、解決できる問題とはほとんどの人は思っていないんですよね。体質とか、年のせいにしています。
まして、コーヒーの飲み過ぎが問題を悪化させているとは、なかなか考えないようです。

このような生活習慣がもっと深刻な問題へ繋がるわけですが、どうして、もっと小学校とかで生活習慣について教えないんだろうと私は思います。

私がいつも患者さんにお伝えしたいのは、首の痛みや、腰痛などは結果であって、原因は全く別のところにあるということなんです。特に食生活が原因の少なくとも半分以上(ほとんどの場合)を占めているということです。

毎回治療に来られる時に、私は別に、首や、腰の痛みについてはあんまり質問しません。あんまり聞きたくもないわけですが・・
私が聞くのは、よく噛んで食べているか、指導した食事プランを守っているか、学んでいただいた運動をしているか、それだけですね。守れていればよくなるし、やってなかったら、よくならないのは当たり前。

健康を取り戻すのは全て本人の自覚次第。他人には決して治せません。人任せの治療では治りません。

西洋医学であろうが、東洋医学であろうが、治療者は先生と呼ばれているのだから、教えないとダメなんです。




どのようにして、カフェイン依存を解決するかは、8回シリーズでブログに載せた副腎疲労シリーズを参照にしてください。

Dr.Michiko(私の愛する妻) が毎月、日本人向けに健康講座行なっている様子










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