- いつごろから抜け毛が増えましたか?
- 抜け毛が増え始めた頃の生活環境はどのようでしたか?
- その頃の胃腸の調子はどうでしたか?
多くの場合、仕事が変わったり、忙しかったり、精神的なストレスが多い時期に抜け毛が増え始めます。それと同時期に、少し食べ過ぎると胃腸がもたれたり、疲れやすくなったりといったこともおきてきます。
抜け毛は、食事からの栄養が体内に吸収できなくなった時に増えるのです。特に抜け毛に関係するのは脂質の消化、吸収、代謝です。
精神的なストレスから胃潰瘍などの問題が起きることは、よく知られている事実ですが、ストレスと胃腸の働きは切っても切り離せない関係なのです。
三十代後半や四十代は仕事も忙しくなり、子育てにも時間とお金がかかる時期で、男性女性ともにストレスが増え、胃腸の働きが落ち込む時期でもあります。
私達の体は食べたもので出来ているわけですから、食べものに含まれる栄養素を効果的に消化、吸収できない場合は、新しい細胞や、臓器を新しく作り変えることが出来なくなってしまうのです。ちなみに、体の中の全ての細胞は6年から7年で入れ替わっていますが、その中でも細胞の入れ代わりが激しい毛髪や肌は、胃腸の調子が悪くなると即座に変化を感じるところなのです。
当然、子育てや忙しい仕事を放棄するわけには行きません、しかしこのストレスの多い時期に、胃腸をいたわる事をちゃんと行えば、抜け毛や肌の衰え、更には病気になることのすばらしい予防になるのです。
抜け毛予防のために出来ることとは、つまり胃腸をいたわることなのです。特に良質の脂質をとり、確実に消化、吸収することです。私どものクリニックでは酵素療法と上部頚椎カイロプラクティックを用い胃腸の働きを改善させていただいております。上部頚椎カイロプラクティックがいかに消化の働きに改善に関係するかは次の機会に説明しますが、まずは皆さんが今からでもすぐに出来ることを書いておきます。
- よく噛むこと
- 食前に麹菌由来のエンザイム(酵素)を摂ること
- 生野菜、果物を食べること(比は2対1でたくさん食べてください)
- 良質の油をとること(肝油、青魚、オリーブオイル、フラックスオイル、ラード、オーガニックバターなど)油では肥満になりません!!!炭水化物の取りすぎが肥満の原因です。
- 油ものを食べる時は麹菌由来のエンザイム(酵素)を多めに摂り、レシチンを一緒にとると更に油の消化をよくします。
- 肝臓をいたわる(ウコン、ビーツ、アブラナ科の野菜などは非常によい)
- 肥満にならない
- 精白された炭水化物を避ける
まずはこれらを実行してみてください。抜け毛が減るばかりか、メタボリックシンドロームも改善し、体調がすこぶるよくなるはずです。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿